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2009年8月

2009年8月15日 (土)

魂のリベンジ

8月14日(金)、恒例の第13回和田農園バ-ベキュ-パ-ティ-が開催された。
園主がサラリ-マンを辞め、社会保険労務士の仕事を始めた年から、とぎれることなく毎年開かれている一大イベントだ。
 
近郊だけでなく、遠方からの仲間も集まり、朝から夕方まで時間を気にせず、心ゆくまで語り合う。豪華な海の幸、ジュ-シ-なお肉、新鮮野菜に本格サ-バ-の生ビア~と、この上ない贅沢パ-ティ-が繰り広げられる。

 
予想外の曇天に恵まれ、絶好のバ-ベキュ-日和。皆が和気あいあいに楽しむ中、何故か園主は落ち着かない。今日は、あの大玉スイカのリベンジの日なのだ。正午前、希望者を募って和田農園収穫ツア-が始まった。
 
まずは、主役の大玉スイカへ参加者を導き披露する。直径30㎝余の大玉に皆が絶句。蔓を切り、抱え上げればずっしり重く、ゆうに12㎏を超える勇姿に、園主は鼻高々だ。なす、水なす、ミニトマト、青とうがらしなどを収穫、大玉スイカは、あっというまに大型ク-ラ-BOXに収納された。

 
午後3時、いよいよ運命のデザ-トタイムが始まった。ここのところの雨水を、充分すぎるほど吸い上げている大玉スイカ。甘さは大丈夫か?緊張な面持ちで、園主みずから包丁をあてがう。「ザクッ!!」刃先より先に切れ込みが入る。弾けるように二つになったスイカは、真っ赤に熟していた。でも、甘さは?皆の反応が気にかかる。210818_015210818_016




「うわ~、甘~い!!」「美味し~い!」子供達の歓声を聴きながら、ようやく園主も我に帰り、ゆっくりと味わってみる。「う~ん、これは、甘い!!」園主の顔がほころんだ。

今年のスイカは大成功、こうして園主の魂のリベンジは達成された!

※写真をクリックすると画像が大きく表示されます。
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千葉市 若葉区 和田労務管理事務所 社会保険労務士 和田治文 和田農園

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2009年8月 2日 (日)

今年の大玉スイカは?

8月1日(土)、恒例の第32回千葉市民花火大会が開催された。我が和田農園(和田労務管理事務所)は、毎年この花火大会に些少ではあるが協賛金を拠出している。今年も夕方5時には、何とか特別観覧席の一等地を確保。既に6時には、学生時代の仲間達と酒盛りが始まっていた。この日の朝早く、私は農園で腕組みをしていた。今年最初のスイカの収穫をするかしないか、迷いに迷っていたのだ。

 
実は、昨年もこの花火大会の日に第1号のスイカを収穫していた。大きさも重さも、指でたたいた感触も申し分なく、園主も仲間も大いに期待したのだが・・・
結果は僅かに未熟。残念ながらどうにも甘さがたらなかったのだ。
 
今年こそはの思いが強く、収穫を逡巡するも、やはりお披露目するならイベントの日。思い切って蔓をカット、30㎝級の大玉が自宅の冷蔵庫を占拠していた。

   
海から打ち上げられる8000発余の花火、その華やかな炎の芸術を余すところなく堪能した後、いよいよ園主宅でのデザ-トタイムが始まる。皆の期待が高まるなか、園主夫人の持つ包丁が慎重にスイカにあてがわれる。切り込みが入った瞬間、完熟スイカ独特の弾ける感覚がない。不安がよぎった。
210818_056_3210818_045_2園主の気持ちを察し、仲間がそれぞれに気をつかってくれる。「結構、甘いよ!充分じゃない?」「すごく瑞々しくておいしいよ!」はては「砂漠でこのスイカを食べたら最高だね!」「お風呂あがりなら・・・」
気持ちが空回りを始めていた。
う~ん、今年の大玉スイカは見かけだおしに終わってしまうのか?

 
園主は一人、2週間後の農園パ-ティでの魂のリベンジを誓っていた。

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千葉市 若葉区 和田労務管理事務所 社会保険労務士 和田治文 和田農園

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