農園だより

2011年12月28日 (水)

12月の農園だより

12月に入り、そろそろブロッコリ-の収穫時期が近づいてきた。
ちょっと前までは本当に小さかった花芽がいつの間にか大人の拳位の大きさに成長している。う~ん、今年のブロッコリ-は良さそうだ!

一足先に収穫が終わろうとしているカリフラワ-は、いやはや散々な結果となってしまった。例年は、全体の8割位は、真っ白で大きな花芽を収穫できるが、何と今年は20株のうち10株以上が一部虫食い状態。とても人様に差し上げられる代物ではない。
ただ~し、虫食い部分さえ取り除けば、もちろん味は抜群!お陰様で園主宅では、連日絶品のカリフラワ-を楽しむことができた。

最も難作業の玉葱の植え付けも、11月中には何とか終わり、絹さや、ソラマメなどの仕込みが終われば、和田農園もやっと静かな季節を迎えることになる。

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2011年11月18日 (金)

11月の農園だより

11月に入り例年より暖かい日が続いたせいか、虫達の活動力がなかなか衰えない。
数日置きに早朝の農園で、園主夫妻との戦いの火蓋が切られる。
割り箸を片手に、人海戦術で駆除作戦を試みるが、虫達も果敢に応戦。
どこからともなく現れては、遠慮なく野菜の新芽を攻撃していく。
例年、最も攻撃を受けやすいのはキャベツ。
今年も、大きな葉っぱが網の目になるほどの激しい戦闘が繰り広げられている。
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さらに、今年は他にも想定外の激戦地が・・・
秋野菜として園主が最も気に入っているカリフラワ-が、虫達の集中攻撃を浴びている。
寒さからも、虫達からも身を守らんと、自らの葉で花芽を被うも、何と既にその中に入り込んでいる、したたかな虫がいるのだ。
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園主と虫達の戦いは、簡単には終わりそうにない。

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2011年10月21日 (金)

10月の農園だより

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 9月の後半から、連日の猛暑が嘘のようにすっかり秋模様となってしまい、和田農園も秋野菜の仕込みが急ピッチで進んでいます。
定番のブロッコリ-、カリフラワ-、白菜、キャベツに今年はサニ-レタスを加えました。
何とか9月中に植え終わるため、一面の雑草を抜き取り、耕耘し、畝作り。
2週連続の3連休は、もちろん概ね専業農家状態となりました。
一気に秋の空気が漂ったせいか、今年は例年より青虫達も少なく(?)苗達がことのほか元気で瑞々しい。
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 10月に入り、年内収穫の秋野菜の仕込みが終わると、和田農園はいよいよ秋仕込野菜のメインである、白玉葱、赤玉葱の植え付け準備が始まります。

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2009年8月15日 (土)

魂のリベンジ

8月14日(金)、恒例の第13回和田農園バ-ベキュ-パ-ティ-が開催された。
園主がサラリ-マンを辞め、社会保険労務士の仕事を始めた年から、とぎれることなく毎年開かれている一大イベントだ。
 
近郊だけでなく、遠方からの仲間も集まり、朝から夕方まで時間を気にせず、心ゆくまで語り合う。豪華な海の幸、ジュ-シ-なお肉、新鮮野菜に本格サ-バ-の生ビア~と、この上ない贅沢パ-ティ-が繰り広げられる。

 
予想外の曇天に恵まれ、絶好のバ-ベキュ-日和。皆が和気あいあいに楽しむ中、何故か園主は落ち着かない。今日は、あの大玉スイカのリベンジの日なのだ。正午前、希望者を募って和田農園収穫ツア-が始まった。
 
まずは、主役の大玉スイカへ参加者を導き披露する。直径30㎝余の大玉に皆が絶句。蔓を切り、抱え上げればずっしり重く、ゆうに12㎏を超える勇姿に、園主は鼻高々だ。なす、水なす、ミニトマト、青とうがらしなどを収穫、大玉スイカは、あっというまに大型ク-ラ-BOXに収納された。

 
午後3時、いよいよ運命のデザ-トタイムが始まった。ここのところの雨水を、充分すぎるほど吸い上げている大玉スイカ。甘さは大丈夫か?緊張な面持ちで、園主みずから包丁をあてがう。「ザクッ!!」刃先より先に切れ込みが入る。弾けるように二つになったスイカは、真っ赤に熟していた。でも、甘さは?皆の反応が気にかかる。210818_015210818_016




「うわ~、甘~い!!」「美味し~い!」子供達の歓声を聴きながら、ようやく園主も我に帰り、ゆっくりと味わってみる。「う~ん、これは、甘い!!」園主の顔がほころんだ。

今年のスイカは大成功、こうして園主の魂のリベンジは達成された!

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2009年8月 2日 (日)

今年の大玉スイカは?

8月1日(土)、恒例の第32回千葉市民花火大会が開催された。我が和田農園(和田労務管理事務所)は、毎年この花火大会に些少ではあるが協賛金を拠出している。今年も夕方5時には、何とか特別観覧席の一等地を確保。既に6時には、学生時代の仲間達と酒盛りが始まっていた。この日の朝早く、私は農園で腕組みをしていた。今年最初のスイカの収穫をするかしないか、迷いに迷っていたのだ。

 
実は、昨年もこの花火大会の日に第1号のスイカを収穫していた。大きさも重さも、指でたたいた感触も申し分なく、園主も仲間も大いに期待したのだが・・・
結果は僅かに未熟。残念ながらどうにも甘さがたらなかったのだ。
 
今年こそはの思いが強く、収穫を逡巡するも、やはりお披露目するならイベントの日。思い切って蔓をカット、30㎝級の大玉が自宅の冷蔵庫を占拠していた。

   
海から打ち上げられる8000発余の花火、その華やかな炎の芸術を余すところなく堪能した後、いよいよ園主宅でのデザ-トタイムが始まる。皆の期待が高まるなか、園主夫人の持つ包丁が慎重にスイカにあてがわれる。切り込みが入った瞬間、完熟スイカ独特の弾ける感覚がない。不安がよぎった。
210818_056_3210818_045_2園主の気持ちを察し、仲間がそれぞれに気をつかってくれる。「結構、甘いよ!充分じゃない?」「すごく瑞々しくておいしいよ!」はては「砂漠でこのスイカを食べたら最高だね!」「お風呂あがりなら・・・」
気持ちが空回りを始めていた。
う~ん、今年の大玉スイカは見かけだおしに終わってしまうのか?

 
園主は一人、2週間後の農園パ-ティでの魂のリベンジを誓っていた。

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2009年6月 8日 (月)

イチゴの贅沢生ジュース!!

5月の連休にやっとの思いで仕込んだ夏野菜が順調に育っている。ここ数年、植付け当初から葉ダニに冒され、いまいち元気のなかった茄子も今年は概ね元気一杯だ。
ピ-マン、ししとう、唐辛子は活き活きとした緑の葉をひろげ、ミニトマトは例年以上に
太い幹を伸ばし、まだまだ青いがすでに立派な実を結んでいる。
もちろん、キュウリも上に上にと着々と蔓を伸ばしている。

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そして今、収穫真っ只中なのが和田農園特産の路地イチゴ。3年前の農園の引っ越しで大幅に減ってしまった株数も、何とか300株まで復活してきた。
例年は鳥と虫との奪い合い状態だったが、今年は鳥対策にとキュウリネットを上面に
張り
巡らせた。ミツバチが激減(?)充分に受粉できずに、形はイマイチだが・・・
味の方には自信がある。

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 穫りたてイチゴを贅沢に使った100%生ジュ-ス、
 この本物の酸味が最高です!!


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2009年5月14日 (木)

夏野菜の仕込みが終わったかな?

4月29日(昭和の日)は、ものすごく天気が良くて最高の畑日和だったが、不幸にもあいにくの会合予定があり、農園主の身柄は完全に拘束されていた。相変わらず夏野菜の仕込みが遅れていて、正直言って仮病を使ってでも欠席したい衝動に駆られたが、そこは一応社会人、何とかこの日は誘惑に打ち勝つことができたようだ。

 ということで、今年の夏野菜の仕込みスタ-トは5月2日(土)のゴ-ルデンウィ-ク
真っ只中となった。いざ仕込みと行きたいところだが、実際のところは、まずは草取り?
ここのところ週末になると天候不順で、思うように作業ができず、農園のいたるところが牧草地になってしまった。まずは夏野菜の仕込み場所の草をとり、肥料を施し耕耘、さらに畝作りマルチ張りと、1日中汗を流す。

Photo_10  3日(日)になると、いよいよ園主夫人も借り出される。夫人には例年どおり、行きつけの種苗店で、元気な夏野菜の苗を調達してもらい、その間園主は、草刈り&植え付け準備に余念がない。園主夫人の到着を待ち、さらに炎天下を避け、少し涼しくなってきた夕方から、いよいよ夏野菜の植え付けを始める。


 
定番夏野菜は、きゅうり、なす、水なす、ししとう、ピ-マン、とうがらし、ミニトマトなど、各々10~14本の植え付けは大変な作業、簡単に終わるものではない。全ての苗を植え、風対策としてのポ-ルを添え、苗を紐で結わえ終わる頃には、何と農園はどっぷりと日が暮れていた。

 
翌4日(月)も園主夫妻は、仲良く農園に出勤(?)する。この日は、夏野菜仕込みの大詰め作業、きゅうりとミニトマトの棚づくりだ。苗の脇に240㎝のポ-ルを向かい合わせにたて、上部を紐で結わえて、さらに各々を連結していく。手を抜くと夏場の台風の強風でひとたまりもなく倒れてしまう。過去の苦い経験を活かし、今年の棚はひときわ丈夫に出来上がったと思うのは、手前みそだろうか?ちょっと怖いが、真実は間違いなくいずれ実証される。

 
さらに5日(火)は、朝からどんよりと曇り空、いつ雨が降ってもおかしくない天候だ。
この日は、いよいよ夏野菜の仕込みも最後、南瓜と西瓜の植え付けを行った。昨年、大成功の西瓜は、今年は欲張らずに芽かきを徹底し、完全少数精鋭での極甘大玉をとことん追求するつもりだが、果たしてその勝算はいかがであろうか?いずれも手強い、草と虫と鳥との、長~い戦いが始まった。
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午後には、激しい雨模様となったが、夏野菜の仕込みは何とか終了、相変わらずのすべり込みセ-フの結果となった。

 心配したジャガイモも順調に成長し、玉葱は例年以上に元気一杯だ。

 
6月7月8月と、いよいよ和田農園は、豊かな収穫のトップシ-ズンを迎える。


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2009年3月23日 (月)

すべり込み・・・セ-フかな?

3月22日(日)朝7時半、どんよりとした空のもと、園主はすでに農作業にかかっていた。もう3月も下旬だというのに、ジャガイモの仕込みが終わっていないのだ。

 
20日(金)からの春彼岸の3連休に勝負をかけていたが・・・何と、初日は前夜からの激しい雨が降り続き、おまけに風も吹く最悪の天候。フルに3日間の作業量があり、気持ちは焦るが、仕方なく作業をあきらめ事務所で仕事を始める。とはいっても、いやはや仕事もはかどらない。
 
お昼過ぎにやっと雨足が衰え、午後2時頃には時々薄日が差し始める。
たまらず、園主は農園に出かける。ジャガイモを仕込む場所の一部は、まだ草地状態だ。足回りが悪いなか、冬場にしっかりと根を張った雑草と格闘する。何とか仕込みスペ-スを確保した時には、農園には既に日が落ちていた。

 翌21日(土)、気温が低く風はあるが雨の心配は全くない。安心して農作業ができるのだが・・・今はお彼岸、まずは家族でお墓まいりにでかける。
Blog1それでも、9時には農作業が始まる。昨年の夏野菜の畝を崩し、
肥料を施し、耕耘する。
その後の畝づくりが最もハ-ドで、雨で重みを増した土と闘い、
へとへとになりながらなんとか4本の畝が完成した。

 
昨年、初めて作って大好評だった「キタアカリ」、いつもの「トヨシロ」そして初めての
「とうや」と、今年は欲張って、この3種を仕込むことにする。
既に日が落ちかけるなか種芋を切り、切り口に灰をまぶして、ひとつひとつ丁寧に植え込んでいくが・・・
太陽は無情にも容赦なく沈み、やむなく2畝を残して、この日の作業は終了となる。Blog2_2Blog3_2 





 
そして22日(日)、いつ雨が降り始めてもおかしくない天候。まずは、残された2畝に種芋を植え付け、保温、保湿のためのマルチ張りの準備をする。10時過ぎに園主夫人が到着し、いよいよ最後の作業、マルチ張りが始まった。それにしても風が強く、気を許すとマルチが風に舞ってしまう。空気が一気に湿っぽくなり、今にも雨が降りそうな気配を吹き飛ばすように、2人の作業が懸命に続く。
 午後1時、作業終了と同時に雨が降り始めた。まさに「すべり込み・・・セ-フかな?」3連休の2日間が雨という過酷な状況での仕込みを終わらせた達成感は半端ではない。

あとは、6月半ばの豊かな収穫の季節を待つばかりである。


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2009年2月23日 (月)

惨憺たる農園に、唖っ然!!

本来であれば、少しづつ春に向けての農作業をスタ-トすべきこの時期だが、今年はいつになく出足が鈍い。1月下旬から2月中旬にかけ、わずか4週間の週末に何と3回もの1泊合宿旅行(半分は仕事です(^_^;))に出かけるというハ-ドスケジュ-ルが、すっかり予定を狂わしてしまった。22日の日曜日に久しぶりに農園を訪れた園主は、覚悟はしていたものの、ショックを隠せない。

 
先日の春一番の突風が農園を直撃。元気がなく心配だった玉葱のマルチが広範囲に剥がされ、風に舞っている。先月やっとの思いで草の中から救出した苺の苗も剥がされたマルチに痛めつけられている。この時期、甘さが一段と増し、おいしさが跳ね上がる寒キャベツは、野鳥に食い散らかされ、無惨な姿を晒している。
野菜達への日頃の世話を怠った農園主に、罰が当たったのか?とも考えるが・・・
落ち込んでいても仕方がない。
気を取り直しての修復作業に早速取りかかることにする。

 概ね剥がされた穴あきマルチを慎重に引き寄せ、玉葱の苗を元どおりに小さな穴に割り振って、現状復帰を試みていく。手間のかかる根気のいる作業が続く。幸い天気が良く、当初は汗ばむような陽気であったが、玉葱を二畝、苺を一畝保全し終わる頃には、すっかり夕方模様になり、あっという間に体温を奪っていく。今日のところは前向き作業が全く進まず、正直ストレスだけが溜まっただけという感もあるが・・・

210109_013 210109_016  それでも帰りがけには、ブロッコリ-の側枝と小松菜の花芽を摘み、葱と大根を抜いて、収穫の喜びも味わうことができた。


 里芋の種芋の選別と芽だし。ジャガイモの植え付け準備など。
3月に入ると、和田農園は、まった無しで春野菜の準備が始まる。



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2009年1月18日 (日)

大変な事態に!!

 年が明け、あっという間に半月がたってしまった。

年の瀬、師走は例年のことだが本業が忙しく、どうしても農園からは遠ざかってしまう。久しぶりに農園を訪れると、白菜、キャベツ、カリフラワ-、ブロッコリ-などが、寒さに耐えながら必死に頑張っている。

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昨年、園主夫人と二人三脚で必死の思いで植え上げた1500本もの玉葱の苗たちは、年末からのなが~い雨なし気候で、元気に
成長する上で最も大切な足まわり(根)の活着が悪く、極端に元気がない。ここ数年、大玉の収穫を誇った玉葱も今年ばかりは・・・
と不安な気持ちになる。
 
同じく昨年少しづつ移植した苺の苗は、300余株にもおよぶが、あわや姿が見えぬほど雑草におおわれている。エシャロットの周辺も、大根の株のまわりも、まとわりつくように雑草が浸食している。「このままでは、大変な事態に!!」ということで、今日は1日草取りに追われる。真冬の畑は、さすがに寒く園主にとっては辛い作業だ。

 和田農園では、正月がおわり、2月、3月と、時には霜柱を掻き分けながら、
春を迎える前の地道な農作業が続いていく。



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